大人の勉強会:貿易ゲームで世界の格差をシミュレーション

先日、大田区の専門家集団によって運営されている法人「おおた助っ人」さまにて、ワークショップを開催させていただきました。

「おおた助っ人」(https://www.ota-suketto.org/)とは、勉強会や専門家による無料相談会、ボランティア活動などをされているとても面白い団体。関わっている方々も、弁護士、税理士、司法書士、行政書士、経営者などなど、錚々たる方々で、打ち上げまで本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

ワークショップは、20年くらい前に私自身も体験した経験のある、トレーディングゲーム。

トレーディングゲームは、チームを国に見立て、世界各国の資金力、技術力、資源の量、人口、情報量などを擬似的に再現し、商売・交渉を通して経営・貿易の疑似体験ができるゲーム。

現実の世界同様、最初から大きく格差がある状態からのスタートで、ゲーム中に突発的に起こる理不尽な変化に、どう対応し、どう判断し、何を思い、どう行動するのかが問われ、そしてゲーム後に行う振り返りによって、世界のことや自分にできることなどを考えてみるきっかけとなります。

コロナ、戦争、円安、貧困などなど、私たちを取り巻く状況が激変している今だからこそ、思うところも多く面白い気づきがあるかもしれない、と開催に至りました。

私がこのゲームを知ってから20年。組織やコミュニケーションに関する研修をさせていただく機会が増えたいま改めて触れてみると、組織作りにも活きる、面白いゲームだなあと改めて魅了されました。

さらに開発からはすでに40年以上も経っているにも関わらず、深い気づきや学びがありつつ、一方で、大の大人が血眼になってのめり込める面白さが、変わらずにありました。

今回参加できなかった方からも、ぜひ参加してみたい!との声も多く、またぜひ機会を見つけて、実施してみたいと思っています。

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