3月11日、東京都行政書士会で、
法教育シンポジウム2024「法的思考と交渉スキル育成の法教育 ~法教育を実践する人のために~」を開催しました。
このシンポジウムは、私自身がどうしても改めて講義を聴きたかった、埼玉大学教育学部社会講座准教授の小貫先生に講師をお願いし、実現しました。
当日は、会場約30名、オンライン約100名、そのうち数十名は学校や教育関係者などにもご参加いただくことができ、このテーマへの興味関心の高さが伺えました。
正直、「交渉」という言葉には、相手を言い負かす、上手いこと説得する、といった、勝つか負けるかのような印象があり、それを子どもに伝える・教える、となると、なんだか子どもたちに、戦うスキルを伝えるようなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
が、実際は全くその逆になります。
私たちが子どもたちに届けたいと思っているのは、両当事者の本質的な満足や納得によって持続可能な結果や解決策を導くための理論とスキル、です。
前半は小貫先生の講義、後半は、法教育推進特別委員会の委員長と私もスピーカーに加わり、参加者からの質問に、小貫先生、委員長、私からも適時コメントや意見をお伝えするトークセッション的スタイルで進行しました。
勝つか負けるか、ではない、修復的で、創造的で、統合的な、解決策を模索するチカラ。これは、これからの時代、子どもたちに限らず私たち大人にとっても間違いなくいきるチカラだと思っているので、私たちも一緒に学んでいけたら良いな!と思っています!!
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